止止呂支比売命神社
~とどろきひめみことじんじゃ~
通称名 若松神社
御祭神 素盞鳴尊 稲田姫尊
やくも起つ
出雲八重垣
妻ごみに
八重垣つくる
其の八重垣を
素盞鳴尊は天照大神の御弟神にして
海原を治め給ひ、高天原を降り給ひて
後に出雲の簸の河の川上に八岐大蛇
を平げ稲田姫の危機を救い姫を妃とし
出雲の国須賀の地に宮を御造営し、
専ら国土経営に尽力され貿易を奨めた。
先述の御歌は我国短歌の濫觸にして
世人尊を文武・航海・政治・厄除の
神と崇め、姫の御高徳、御好運を慕ひ、
奇稲田姫と称へ奉る